【瞑想テクニック】瞑想の極意。心を滅するコツ

 意識的な呼吸がストレスフリーにできるようになったら次のステップに進む。
 
 瞑想の肝、「思考を止める」である。

 これは、ものすごく難しい。ついつい考え事が浮かんでしまう。
 そこで大事になってくるコツこそが、前述した呼吸の数を数える方法だ。

「考えるな」と教える一方で「数を数えろ」というのははっきり言って矛盾しているが、考え事をやってしまうより数でも数えた方が瞑想的にはマシなのだ。
 数を数える程度であれば僅かに意識的ながらも瞑想的な気分を維持したままで少し気を紛らすことができるというわけだ。

 とにかく呼吸を意識的にやって、呼吸を数える。
 これが一番ベーシックな瞑想のやり方だ。
 まずは10呼吸だけでいい。慣れてくれば20呼吸くらい思考を止めることができるようになるだろう。

 ここで瞑想が上達するということは、
 思考を止められる呼吸の数が増えていくことである。
 無我を維持したまま何回呼吸できるか、日々試してみると良い。少しづつその数は増えて行くはずだ。そして目標とする回数をコンスタントにこなせるようになってくると少しづつ心が良い方向に変わっていくことを感じることができるようになるだろう。

 目標とすべき呼吸の回数だが、何らか心や体に変化を生み出す程度であればまずは5分程度を目指せば良いと思う。

 例えば僕は毎回108回呼吸で瞑想をやっている。
 頭を休憩させる時間として、また気分を入れ替えるのにも適切な長さだと思う。
 長すぎてもやはり辛い。
 なぜ108回という中途半端な数字かというと、
 仏教で言うところの煩悩の数だから、僕はなんとなく108回を目標としている。

 ところで、究極の瞑想とはおそらく
 意識的に呼吸するだけで、心を完全に静止し、
 呼吸を数えることすらいけないのだとおもう。

 例えば上座部仏教が盛んな東南アジアで出家後に座禅を組む際は、呼吸を数えてはいないだろう。仏教の禅宗一般、例えば曹洞宗の座禅も呼吸以外は許されないのではないだろうか。
 でもこれらは達人にならないと不可能な境地だ。
 僕も我流の素人なのでせめて呼吸でも数えていないと、なんだかんだで雑念が湧いてしまう。
 
 前述したが初心者は心の落ち着きが足りないので、ながら瞑想しかできないのだ。
 だから私はここで「呼吸数えながら瞑想」をお勧めしたい。

 もちろん、ほぼ無意識的にやれることがあるのなら、それとの組み合わせはいずれも「ながら瞑想」となりうる。
 もしあなたが呼吸数えながら瞑想に挫折した時は気分の落ち着きが足らない可能性があるので、もう少し具体的な、より気を紛らわすことができそうな無意識行動で、ながら瞑想にチャレンジすると良いだろう。

 ながら瞑想はいろいろあると思うが、例えば
  • 歩きながら瞑想
  • お経通読しながら瞑想
  • サイクリングしながら瞑想
  • ジョギングしながら瞑想
  • 仕事しながら瞑想
 僕が思いつくのはこんなところだが、他にも無意識的にやれることがあれば、是非とも瞑想と組み合わせてほしい。純粋な瞑想よりは簡単だ。

 歩行禅、要するに歩きながら瞑想が一番簡単だと思う。
 歩調と呼吸をシンクロして、ついでに歩数&呼吸の数を数えるのが歩行禅だ。

 むしろ日々の生活を瞑想的な生活に切り替えてほしい。
 雑念さえ湧いてこなければ、それがなんであれ立派な瞑想と成り得る。
 歩きながら瞑想は僕も日常的にやっている。
 むしろ、僕はすべての移動を瞑想的にやろうと努力している。
 僕にとっては移動こそは修行の時間だ。
 心を落ち着け、すべての思考を止め、呼吸の数を数えたり、歩数を数えたりしている。

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