【自律神経失調症】鬱による体調不良を自覚した瞬間


 僕は医者じゃないので具体的なことを書くことはできない。

 ただ僕の個人的意見としては

 鬱と自律神経失調(体調不良)はセットで対処すべき、と考えている。

多くの人は片方だけに自覚的なのではないかと思う。少なくとも僕はそうだった。

 そもそも自分は単なるうつ病だと勘違いしていた。腰痛、ドライマウス、逆流性食道炎、呼吸困難、動悸などなど、僕は様々な身体不調を患っていたのに、それらの原因がストレスだと気がつかず、対処を間違えたのだ。

正確に言うと自律神経失調症という病名はない。
Wikipedia
から引用すると
>種々の自律神経系の不定愁訴を有し、
>しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの
これが定義らしい。

自律神経失調などの

ストレス性の体調不良は、いくら病院に行こうが、診断結果は「原因不明」だ。

何せ正式に認知された病気でもないからだ。
 僕もたくさんの病院をたらい回しにされ、無駄な医療費を費やした。あまりに腰が痛いので整体やらマッサージやらに通い詰めてしまった。サプリメントにも無駄な金をつぎ込んだ。一体、気分障害の所為で僕はどれほどの金を使ってしまったのだろうか。


 結局、瞑想とヨガをやったら僕はストレスから解放されそれらの諸症状は全部治ってしまった。今、僕はとても健やかである。

 とにかく体が軽い。体が動く。だから筋トレやジョギングに打ち込める。打ち込めるだけの適切な集中力がある。すると夜ぐっすり眠れるし、翌朝はさらに元気になる。過集中で突然疲れ果てて動けなくなる、なんてことはない。良い方向の無限ループである。

 まぁこれは健康な人に限らず双極性障害で躁状態になった時も似たような状況だ。

 とにかく体が動くので運動やらに励んでしまい、さらにテンション高くなってなおさら運動してしまう。何かをやりたい衝動に駆られて、何かにハマり、さらにハイテンションになってしまう。ただしこのループは、そう長くは続かない。

 ハイテンションになるとどうやっても寝れないし、過集中で過度に疲れる。
 しかもその疲れはギリギリまで自覚することはできない。ある日突然倒れてしまう。
 体がずっしり重くなり、気力も吹き飛び、身動きが一切取れなくなる。

 これが疲れが溜まり、鬱に転じる瞬間だ。


 これを双極性障害者は数年周期、あるいはもっと短期間に繰り返すのが一般的だ。

 病相が混合状態であれば、これは数時間周期となる。

もちろん僕もこれまでに数え切れない程、やらかした。
 気分管理にしくじって、幾度となく躁転・鬱転した。
 結局の所、鬱から立ち直ろうとする際にハイテンションを目指すのは危険行為だ。
 
 そういう行為は双極性障害を引き起こす場合がある。僕はその間違いを何度も犯した。目指すは普通・寛解なのだ。

 今一度、僕が悩んでいた自律神経失調症(体調不良)について列挙する
  1. 動悸
  2. 筋肉が強張る、緊張が取れない
  3. 筋肉に力が入らない
  4. 平衡感覚が狂う。バランスが取れない
  5. 手足の震え、字が書けない。細かい作業ができない
  6. 食道が動かず、胃液が逆流したり物が飲み込めなくなったりする。
  7. 呼吸困難
  8. ドライマウス
  9. 就寝中の酷いいびきと歯ぎしり
  10. 聴覚過敏
これらは病院に行っても全て原因不明だった。
 もちろん、自律神経失調という診断ももらえなかった。だが、ストレスが無くなると共に消えた症状だ。だから僕は治るまでほとんど気がつかなかった。治って初めて、これらが自律神経失調、すなわちストレスによる体調変化だったということに気がついたのだ。

 ただ2つだけ、倒れる前に自覚した自律神経失調の症状がある。呼吸困難と逆流性食道炎だ。

2015年、7月2日。
 僕は結婚を機に引越しをした。

 徹夜の引越しを終え、最低の体調と最悪のメンタルで夜布団に入った時僕は奇妙な息苦しさを覚えた。息が吸えない、吐けないのだ。恥ずかしながら喫煙者なので、まさかこの歳で慢性閉塞性肺疾患か!?とびっくりしたことは、なんとなく覚えている。僕は一晩もがき苦しみながらつぶさに呼吸を観察していた。どうやら横隔膜が上手に動かせていないような気がした。

 肺呼吸は意識すればなんとかできる。
 でも腹式呼吸は意識してもやれなかった。
 そして意識をやめると呼吸が止まる。もしやこれはいわゆる自律神経失調というものの症状なのではないか?ふとそんな考えが頭によぎった瞬間だ。


 だが今はとにかく寝ようと思い、睡眠導入剤を水で飲み込もうとした。しかし今度は錠剤が飲み込めない。食道がまともに動かなくなったのだ。そして布団の中で寝転がると胃液が逆流し、喉が焼けるように熱くなった。逆流性食道炎である。

 その時だ、僕が確信したのは。嗚呼、これは噂に聞く自律神経失調症以外の何物でもない。このままでは結婚しても絶対に家庭が崩壊する、今療養して、身心共に健康を取り戻さないと取り返しがつかなくなる、と。僕は病気療養休職を決意した。


 おおよそ全ての体調不良が、実はストレスからくる心因性のものではないかという、その時の気づきは、今思えば大きな収穫だった。

以来、僕は体調の変化をいつも自分なりに分析するようになる。気分だけでなく、体調の機微にも注目して気分改善修行を行うようになったからこそ、僕は自律神経失調症を克服できたのだと考えている。

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